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ニネヴェ (メソポタミア) : ウィキペディア日本語版
ニネヴェ (メソポタミア)

ニネヴェ()は、古代メソポタミア北部にあったアッシリアの都市。アッシリア帝国の後期には首都が置かれた。なお、ニネヴェという名は旧約聖書ヨナ書など)の表記によるものであり、アッカド語ではニヌアと呼ばれる。新改訳聖書では、ニネベと表記される。現在は、対岸のモースル市域に含まれる。
== 遺跡 ==
チグリス川沿いの現代の都市モースルの対岸(東岸)に存在する。クユンジクとネビ・ユヌスという二つの丘からなるが、ネビ・ユヌスは現在イスラム教の聖地となっているため調査はほぼ行われておらず、ニネヴェに関する現代の知識はクユンジクの調査に依存している。19世紀半ばから繰り返し調査が行われているが、なお十分とはいえない。
さらに、2014年からは過激派組織ISILによって、遺跡の破壊と略奪が行われているが、情報の真偽があいまいな報道もある(#保存状態も参照)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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